英語は完璧さよりも、伝えようとする気持ちが大事

こんにちは。未来志向の大人世代を応援する、英語コーチの江利子です。

まずは、質問です。

あなたがもし、海外旅行先で街を歩いている時に、現地のテレビ局、あるいはSNS発信者から英語でインタビューをお願いされたらどうしますか?

A. 面白そう!と思って快く応じる

B. 英語で話すなんて無理!と思って逃げる

A. を選んだあなたはコミュニケーション力が高そうですね。

目次

外国人=英語ネイティブではない

先日テレビで、イタリア人の若い女性が大阪万博の会場でインタビューに答えているのを見ました。

「ずいぶん前にチケットを買ったので、今日来れて良かった」と字幕が出ていましたが、彼女はイタリア語なまりの英語で、

“I’m happy because I buy the ticket, I bought the ticket, ah, many many earlier・・・”

という感じで、間違えたところは訂正しつつ、自分の知っている言葉を使って一生懸命に伝えようとしていました。

テレビで外国人観光客が、英語のインタビューに答えている場面を見ることはよくありますが、全ての外国人が英語ネイティブというわけではありません。

それでも、私たちは海外から来た人たちが英語でしゃべっているのを見ると、「あの人たちは英語ができて当たり前」みたいに思うことがありませんか?

前出のイタリア人女性にとって英語は外国語です。

彼女には、たとえ流暢でなくても、相手に伝えようとする気持ちがあって、それによって言いたいことはしっかりと伝わるはずです。

英語はコミュニケーションの道具であり、多少文法を間違ったからと言って問題にはなりません。

マインドを変えない限り、いつまで経っても英語はしゃべれない

英語以外の外国語であれば、知っている単語だけを並べて何か言ったとしても恥ずかしさは感じないと思います。

たとえ単語の順番が違っても、相手に分かってもらえたら嬉しいですよね。

しかし、こと英語となると、「完璧な文でしゃべらないと!」、「間違えたら恥ずかしい!」という気持ちが働いてしまいます。

これはやはり、学校での英語にいまだに影響を受けていると言えるでしょう。

テストでは、間違えたところは✖️ですからね。

でも、あなたが人と繋がるために英語を話したいのであれば、一つも間違えることなく完璧な英語を話す必要なんてありません。

「もっと勉強して、完璧に話せるようになったら話したい」と思っているとしたら、そんな時はいつまで経っても訪れません。

どうでしょう、あなたは常に正しい文法で日本語を話していますか?

私は ”No!” です。

英語ネイティブだって文法を間違えます。

まずはマインドから変えていきましょう。

中学レベルの基本的な英語でOK

英語が話せるようになるためには、難しい単語をたくさん覚えなくてはならないと思いますか?

昔、大学受験用に使っていた単語帳を思い出すと、私は苦手意識が蘇ります。

アルファベット順に並んだ単語を順番に覚えようとしても、なかなかAから先に進めませんでした(笑)

直接自分に関係のない単語が羅列してあっても、頭に入っていきませんよね。

でも、大人の私たちにとっては、中学英語に出てくる単語であれば、どれも馴染みがあるはずです。

中学時代に英文法が苦手だった方も、大人になった今やり直してみると、当時思ったほど難しくないと感じるはずです。

中学レベルの文を作れるようになれば、あなたは十分英語が話せます。

後は間違えを恐れないことです。

あなたもコミュニケーション重視の英語を学んでみませんか?

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

また、次のブログでお会いしましょう。

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